法人化のあれこれを書いておく(12)税務署
法人を設立したら税務署への届け出が必要だ
1か月以内くらいにやればいいようだが
せっかちな俺はすぐに行った
確認したいことがあったからだ
法人設立直前の収入に関してだ
法人登記は月途中の9/10だ
この場合、会計時期は9/1~8/30となる
9/1~9/9は会社は誕生していないが、売り上げがあった場合はどうなるのか?
個人事業の売上として処理するのが妥当だろう、と思っていたが、
職員に尋ねたところ、
「準備期間として法人の売上として計上してよい」とのことだった。
おお、ありがたい。
それなら、個人収入はギリギリ1000万円未満に抑えられそうだ。
しかも、できたてホヤホヤの法人に初月から150万円以上の売上が立つ。
1500万円の無担保融資をとりつけるためにも、法人に利益をつみあげたい。
役員報酬も調整しやすいように毎月ではなく半年に1度にした。
ちなみに、これまでの個人事業では、入金があった時点で契約成立で売り上げ計上していた。
これは友人の税務署職員に確認して、そうアドバイスされたからそうしていた。
今回の税務署職員の説明によると、
「法人の場合は、入金ベースではなく仕事ベースで考える。
年度またぎに仕事をしたら、入金がなくても計上する。
代金は未収金として計上する」そうなのだ。
書類の書き方も丁寧に教えてくれた。
モチロン無料だ。
正直、会社設立freeeの書類では足りなかったし、よくわからなかった。
あたりまえだ。
書類作成ソフトは税理士と契約させるためのエサだからな。
これだけ無料提供してくれているんだから、文句はない。
俺が自分で書いた書類は、無事、受理された。
実は、俺は経理も労務も自分でやろうと思っている。
税理士も社労士も頼まない。
なぜって、しくみを知りたいからだ。
俺一人分だし、入出金はシンプルだ。
社会保険も書類さえそろえれば窓口で教えてもらえる。
経営者の諸先輩方は「頼んだほうがラク」「自分ではできない」
と言う。
それはそうかもしれない。
だが、俺はヒマ人だ。
決算書を作ってみたい。
人事労務はやったことがないから経験してみたい。
いずれ頼むとしても、規模の小さい今、自分で流れをつかめるチャンスだ。
明日は年金事務所に行く。