ネットビジネスコンサルタントのウソと真実
コンサルを売っている俺・億男が、億を稼いでいるコンサルタントのコンサルを受けた話を覚えているだろうか?
正規料金1回10万円のコンサルをおためしで無料で受けた話だ。
0円で友達と話した方がよっぽどタメになった、と書いたが、それを再び痛感した。
億を稼いでいるコンサル氏は、かつてはアフィリエイトで妻子を養い、現在は企業向けのSEO対策などをしている、ネットビジネスの専門家だ。
俺はコンサル氏から「フロントエンドを値上げしましょう。変な顧客が来ないように」とアドバイスされた。
その後、アパレルの零細企業に勤める友人のトモヤに相談した結果、商材の価格を倍額にあげた。
あれから2か月、売上げは増えたが、コンサル氏のアドバイスはハズレた。
値上げ前、顧客の大半は主婦のみなさんだった。
家庭を切り盛りし、子供を育てている彼女たちは、常識もあり、段取りも良く優秀だ。
値上げ後、顧客の層が変わった。
自営業という名のいろいろな職業の人たちが集まってきた。
そして彼らは、ぶっとんでいた。
億を稼いでいるコンサル氏の言葉は間違っていた。
ヘンなやつばかりがやってくるようになった。
まぁ、それはそれでいい。
何事も経験だ。
変な人が顧客だと、売上げが倍になっても、手間も倍かかる。
毎回、予想外の行動をしてくるからだ。
面白いことは面白い。
俺はヒマ人だから、面白いことは歓迎だ。
そして、海外在住の顧客が増えた。
これもまた手間がかかる。
そんなこんなで、俺には解決すべき課題がいくつか出てきた。
そのなかには判断がつきかねるものもあった。
俺が相談した相手は。。。
友人のトモヤだった。
トモヤはあざやかで見事な回答をしてくれて、俺に判断材料をくれた。
億を稼いでいるコンサルに相談していたら、玉虫色の答えで、余計に悩むことになっただろうと思う。
俺自身、コンサルを販売しているのでわかるのだが、さまざまな可能性を示し、最終決断はクライアント本人に選ばせるしかない。
しかし、相談している側とすれば、ズバリコレだ!というものを決めてもらえたらラクなワケだ。
俺の一番の悩みは、「クライアントの資質が追いつかず、どうにもこうにもカバーのしようがないケース」だ。
トモヤは言った。
「そんなの、億男のせいじゃないだろ。むこうは億男のことをスゴイ人だ!って思ってるわけだし、スゴイ人に教えてもらえて有難いと思っているんだからいいんだよ」
「そうか?」
「そうだよ。たとえば、僕のことだけど、英会話もスポーツジムも進研ゼミも、申し込んでお金払ったけど、1回もやらないまま終わったものっていっぱいある。でも、それは自分が悪い。スクールやジムやベネッセのせいだとは思わないよ(笑)」
「そう言われればそうだな(笑)」
俺は100%結果を出させたいのに顧客の資質が足りない場合はすごく悩んでしまう。
滅多にないケースだが、いろいろな方法を試してもどうしてもダメな人がいる。
日本語を理解できない人だ。
いくら言ってもダメ。
どんなに言い回しを変えてもダメ。
画像で解説してもダメ。
彼らは普段どうやって生活しているのだろう?とさえ思う。
しかし、学習障害の人は人口の9%もいるという。
つまり10人に1人くらいは文章を理解できない可能性があるわけだ。
俺はネットビジネスを始めるまでこの事実を知らなかった。
コンサルをやって本当によかったと思うことの1つだ。
学習障害の人にはオンライン講座以外の方法で教えるしかない。
それもあって、今年から対面セミナーを始める予定だ。
ネットビジネス以前のモンダイだろ?と思うような受講生もいる。
「自分さえよければいい」と考えている性根の腐った人間は、何をやらせても結局ダメだ。
人間性に関しては俺もカバーのしようがない。
俺は考えを改めた。
100%の人が結果をだせなくてもいい。
俺は100%やるだけだ。
でも、あとはその人次第。
「ネットビジネスコンサルタントが情弱を食い物にしている」という人がいるが、あれは半分真実だが半分はウソだと思う。
安易にカネを儲けたいと思っている低能(失敬)な人間に、誠心誠意教えたところで、結果は出ない。
何度も繰り返し書いているが、ネットビジネスはウマイ話なんかじゃない。
キチンとやれば、少ない手間と時間で多く稼げるビジネスだ。
情報を知らない人間でも、愚直に作業すればちゃんと稼げる。
稼げないのは何もしないで文句ばっかり言っているやつだ。
ゴミみたいな教材やカスのようなコンサルタントは継続して儲けることは出来ない。
そんなものはこの10年で淘汰されてなくなっているはずだ。
俺の商材は現在のところはノークレームだ。