情報商材屋になってみた【5】PUSH&PULL型 営業
ネットビジネスの販売にはいろいろなスタイルがある。
一般的には、PULL型とPUSH型の営業を組み合わせて売る。
PULL型はLP、HP、SPなど、すなわち設置型で、待ちの姿勢だ。
一方、PUSH型は、メール、LINE、メッセンジャーなどで攻める。
情報商材販売を始めた当初の俺はそのどちらでもなかった。
SNSに商材を販売することを書いて、欲しい人はネットショップから買ってもらった。
知り合いに売るだけならいいが、これではすぐ頭打ちになってしまう。
つねに新規客を集めつつ、顧客を教育し、リストを育てていかなくてはならない。
俺はやっていないが、王道はこうだ。
LPやHPで無料のレポートやツールを配り、メールアドレスを集める。
ステップメールで顧客教育をし、SPに誘導して売る。
それを常に繰り返すのだ。
ステップメールというのは、1通目、2通目、3通目、と販売シナリオに沿ったメールを自動的に送るシステムだ。
メール配信スタンドにはその機能がついているので、一度シナリオを作れば、ずっと使える。
商材のPDF もそうだが、ネットビジネスはしくみさえ作ってしまえば、自動化できるものが多い。
それゆえ、1クリックで100万円などということが起きるわけだ。
誤解して欲しくないのは、誰でもすぐ1クリックで儲かるわけではなく、うまくしくみを作った人間が儲かるのだ。
とはいっても、そんなに難しいことはない。
シッカリしたしくみがなくても初日から20万円売れたくらいだ。
営業が得意な人間ならワケのないことだ。
IT技術がなければ別のものでカバーすればいいだけのこと。
初日に20万円売れたことと、顧客が喜んでくれていることに気を良くした俺は、メールスタンドを契約することにした。