OKO 億を稼ぐ男

億を稼ぐ男の考え方

情報商材屋になってみた【10】中毒

「物事の変化は3の倍数で見ろ」という。

 

3日、3ヶ月、3年。

 

「3日坊主」や「石の上にも3年」ともいう。

 

俺が情報商材屋になって3ヶ月。

 

たしかに、3か月やればおおよそのことはわかる。

 

これを3年続けたら、結構な額を稼げそうだとも思う。

 

3ヶ月で出来たちっぽけなしくみは少額ながらも毎日報酬をあげている。

 

これを補強しながら増やしていけば、3年後はどえらいことになりそうだ。

 

何度も書いていることだが、一番難しいのは 「やり続けること」 だ。

 

その他はどうにでもなる。

 

技術力やセンスのなさは外注に頼ればいい。

 

作業だってシステム化できるから誰かに頼むことも可能だ。

 

しかし、モチベーションをキープすることは自分しかできない。

 

3か月目にして、早、迷いが生じている。

 

ネットビジネスをする人間の動機で一番多いのは金銭だ。

 

少ない投資でドカンと儲かる可能性があるのは確かだ。

 

中国人資産家のワンちゃんの言葉がよみがえる。

 

「億男はお金イッパイあるダカラ」

 

そう、俺の場合、金銭が動機になっていない。

 

情報商材屋で働いたこと、速攻クビになったこと、ボンクラが5000万円稼いでいたこと、お客様や取引先から頼られたこと。

 

好奇心や復讐心や義侠心が動機だ。

 

それでも、おかしなもので売り上げが伸びないとやる気がしぼむ。

 

以前、疑問に思ったことがある。

 

国家予算規模以上の金を稼いでも、稼ぎ続ける動機とは一体何なのか?

 

資本主義の世の中では、世界の富豪トップ8人が貧困層36億人分と同じ資産を所有している

 

世界で最も富裕な8人と資産額(フォーブス誌)

1位 ビル・ゲイツ氏(米国) マイクロソフト創業者 750億ドル(約8兆5000億円)

2位 アマンシオ・オルテガ氏(スペイン) ZARA創業者 670億ドル 

3位 ウォーレン・バフェット氏(米国) バークシャー・ハザウェイの筆頭株主 608億ドル

4位 カルロス・スリム氏(メキシコ) グルポ・カルソ創業者 500億ドル

5位 ジェフ・ベゾス氏(米国) アマゾン創業者 452億ドル 

6位 マーク・ザッカ―バーグ氏 フェイスブック共同創業者 446億ドル

7位 ラリー・エリソン氏 オラクル共同創業者 436億ドル

8位 マイケル・ブルームバーグ氏 ブルームバーグ創業者 400億ドル

 

 そして、この8人はさらなる富を得ようとやっきになっているのはなぜだ???

大富豪であろうと体はひとつしかないから、ウマイものを食べるにも、豪邸に住むのも限界がある。

資産額を増やす、事業規模を拡大する、というゲームにハマっているのだろうか?

 

小規模ながら30代で一生使いきれないほどの資産を築いた俺の場合はそうだ。

カネは銀行預金をはじめ、不動産やFXにブチ込んであるが、運用などは気にしていない。

数千万単位の増減は仕方のないこと、と考え放置している。

 

それなのに、なぜ今、ネットビジネスで小銭を稼ぐために一喜一憂しているのだろう???

それは、ある意味 中毒 だからだ。

人間は刺激を求める生き物だ。

働かずに済む身分になってアーリーリタイヤしても再び仕事に戻る人間が多い。

俺もそうだ。

情報商材販売会社にもぐりこんだのも刺激を求めてのことだった。

その前にも、ある公益財団法人にもぐりこんだのだが、お役所体質が肌に合わず半年で退職した。

 

人間とはないものねだりな生き物なのかもしれない。

労働している時はノンビリしたいと願い、ノンビリしている時は退屈だから何かしたいと思う。

 

話を元に戻そう。

俺が情報商材屋を3年続けられるかどうかは、今の時点ではわからない。

今抱えているコンサル生がいるから、少なくともあと半年は何があっても続ける。

その間に、俺が中毒になるような何かがつかめれば、3年続くだろう。

 

もし、何かを成し遂げたいのなら、

中毒になれ。

俺が実業で稼いでいた時はまちがいなく中毒だった。

土日も仕事していた。

仕事と言っても自分にとっては趣味の延長だったから、労働していたという感覚はない。

今振り返ってもとても楽しい時間だった。

 

別に仕事じゃなくてもいい。

俺はまた中毒になれる何かを探している。